1年を振り返って。
私が父から診療を引き継いで当院を再開してから1年がたちました。そこで今回はこの1年間に私が感じた事を述べさせていただきたいと思います。 私は長年地域の基幹病院で勤務医をしておりましたせいか、患者様の治療に当たって必要と思われる検査は積極的に行いその検査結果をもとに患者様に治療方針をお示しし、患者様の同意を得て治療を行うというスタイルがしみついております。 今回医院を再開するにあたっても、血液検査装置や画像ファイリングシステム等を採用し、出来るだけ検査情報を患者様と共有しながら治療を進めてゆく医療を目指してまいりました。 最初は一開業医がこのような方法で診療を行う事が患者様の御理解を得られるか少し心配でしたが、多くの患者様にこの方法を理解していただき、私本人といたしましては納得できる医療が行えていると満足しております。 しかし医師一人が満足しても患者様に満足していただかなければ何にもなりません。 当院では患者様からの御質問には出来るだけお答えし、治療に対する御要望にも出来るだけ沿うように治療を行ってゆきたいと考えておりますので病気に関する御質問がございましたら遠慮なくお尋ねください。 ◎当院の治療方針について 先月の院長通信で当院では後発医薬品(ジェネリック医薬品)は採用していない事を述べました。なぜ安価な後発医薬品を採用しないのかという理由は後発医薬品では「安全性の試験」が行われておらず、先発医薬品と同等の安全性が保証されているとは言えないからです。この安全性の差は目くじらを立てるほど大きなものではないかもしれません。 しかし私はこの点にこだわるのです。 当院では鼻洗浄を行っておりますが、精製水に食塩を混ぜて洗浄液を作成しております。 塩素の加えられた水を使いたくないというのも一つのこだわりなのです。 常に最善を目指すという当院のこだわりに御理解を賜りたいと存じます。 今年の3月、4月は花粉症に悩まされる患者様が多数来院されました。しかし花粉の飛散前にレーザー手術を受けられた患者様や予防内服を始められた患者様は楽にこのシーズンを乗り切られた様です。 スギ花粉症に対するレーザー手術の治療効果につきましては来月に成績発表を行いたいと思っています。 当院では今後も患者様に治療効果を数字で客観的にお示しできるよう努力してゆく所存です。